暑い日が続いておりますが、熱中症への対策はされていますか?
熱中症は、高温多湿で体内の水分や塩分のバランスを崩し、体の中に熱がたまり起こる症状
の総称です。めまいや失神、けいれん、嘔吐、頭痛などの症状が現れます。
熱中症の注意が特に必要なのは、高齢者の方たちです。熱帯夜などで昼も夜も暑い日が続
くことで、徐々に食欲や体力が失われていき、持病の悪化や感染症の併発を起こすかもしれ
ないからです。気温の高い環境では、大量の汗が出て体液が失われますが、この時、失っ
た水分と塩分を適切に補給できないと、脱水状態になります 😥
[高齢者が脱水になりやすい理由]
1.水分を貯える能力が低下する。
2.のどの渇きを感じにくい。
3.腎臓の機能が低下し、尿がうすくなる。
4.食べる量が低下する。
5.トイレが近くなるため、水分摂取を制限してしまう。
6.治療薬(高血圧など)による利尿効果。
😳 特に注意が必要なのは、熱中症の発生場所の4割が住宅内ということです。作夏の東京で熱中症による死亡時間では3割が夜間、そのうち屋内が9割を占め、ほとんどがエアコンを使っていなかった調査結果があります。
[日常生活で気を付けること]
・1日1リットルを目安に、水分をこまめに摂取する。
・栄養バランスの良い食事を摂る。
・室内の空気の流れを作る。
・我慢せずクーラーを使う。室温28度前後、湿度60%以下が目安。
上記のことを注意して、暑い日を乗り越えましょう。